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2026.07.01 防水知識

雨漏りを防ぐ!ウレタン防水工事の施工手順

ウレタン防水工事の様子

いつも誠防水のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

建物のメンテナンスにおいて、雨漏りを防ぐ「防水工事」は最も重要な工事の一つです。しかし、実際にどのような手順で防水層が作られているのか、詳しく知る機会は少ないかと思います。

今回は、日本の戸建て住宅のベランダやマンションの屋上で最も広く採用されている「ウレタンゴム系塗膜防水(通称:ウレタン防水)」について、1級防水施工技能士の視点から具体的な施工手順をわかりやすく解説いたします。

ウレタン防水とは?

ウレタン防水とは、液体状のウレタン樹脂を専用のハケやローラーで塗り広げ、化学反応によってゴム状の弾性がある防水膜を形成する工法です。

他のシート防水工事などと異なり、「継ぎ目のない完全な一体型の防水層ができる」ため、雨漏りに対する信頼性が非常に高いのが特徴です。また、エアコンの室外機などの障害物が多いベランダや、複雑な形状の箇所でも隙間なく施工できる大きなメリットがあります。

ウレタン防水工事の基本施工ステップ

ウレタン防水を長持ちさせるためには、ただウレタンを塗れば良いわけではありません。確かな耐久性を出すための厳格な工程が存在します。

ステップ1:下地調整・高圧洗浄

何よりも重要なのが、防水材を塗る前の「床面の清掃と補修」です。

古い防水層の浮きを撤去し、高圧洗浄で泥や苔、油分を完全に洗い流します。ヒビ割れがある箇所には、事前にシーリング材(コーキング)を充填して平滑にし、下地を強固に整えます。この下地処理の手を抜くと、後からウレタン樹脂が剥がれる原因になります。

ステップ2:プライマー(下塗り材)塗布

きれいに整えた下地に、接着剤の役割を果たす「プライマー」を均一に塗布します。

これにより、コンクリート下地とこれから塗るウレタンゴム樹脂との密着性を極限まで高めます。

ステップ3:ウレタン防水材の塗布(1層目・2層目)

プライマーが乾燥した後、主剤と硬化剤を精密に調合したウレタン防水材を流し込み、ハケやコテを使って均一な厚みに塗り広げます(1層目)。

これが乾燥した後、さらに同じ作業を繰り返し、必要な防水膜の厚み(設計膜厚)を確保します(2層目)。「2回に分けてしっかりと厚みを出すこと」が、紫外線や歩行による摩耗に負けない防水層をつくるポイントです。

ステップ4:トップコート(保護仕上げ材)塗布

最後に、できあがったウレタン防水ゴム層を保護するための「トップコート」を塗布して完成です。

ウレタンゴム自体は紫外線に弱いため、このトップコートが身代わりとなって紫外線や熱を遮断します。ベランダの場合はライトグレーやグリーンなどの色で美しく仕上げます。

まとめ:確実な寿命は「職人の誠実さ」で決まる

ウレタン防水は、塗料の配合比率のわずかなズレや、下地の乾燥不足、規定の厚みに達していないなどの「手抜き」があると、わずか数年で水膨れやひび割れを起こしてしまいます。

誠防水では、国家資格である1級防水施工技能士の資格を持った技術者が、各工程で乾燥時間を十分に守り、規定の膜厚を測定しながら誠実に作業を行います。

「ベランダの床が色あせてきた」「細かいひび割れが見える」といった兆候がございましたら、雨漏りに発展する前に、ぜひ誠防水までお気軽にご相談ください。

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